写真は当店のロッカールームです。
こんな感なのですが、皆さんが想像しているよりも“狭い”と思います。
まあ別にロッカーで営業する訳ではないし、ここが利益を出してくれる訳では無いのでこの広さで十分だと思います。
雑居ビルの中で営業している当店は店の広さに限界があり、ロッカーを広くしようとしても営業面積が減ってボックスの数を減らす事になっちゃ本末転倒な事になりますから・・・。
左側に並んでいるのがロッカーで20名分です。
なんとビックリ!!任意に設定された4桁の暗証番号を押さないと開きません。
勿論、入店した時に設定してもらいますが、
盗難防止の為である事は説明するまでも無いと思いますが・・・
もしも盗難事件が発生してしまったら同僚を疑わなくてはいけないのが辛い為に力を入れたみたいです。
100円ショップで買ってきたポケットみたいな物(ラック?)の中にホステス個人の売上表を入れておきます。
前日の売上と月間の累計売上が表記されているのですが、この数字は給料に直結しますから出勤してきたホステスは必ず最初に確認しています。
ロッカーの上に載っているのは色々な備品です。
グラス、ピッチャー類を始めコースターランチョンマット、予備ダスターetc・・・。
右側に有るのがボトル棚。
鏡月と響、鍛高譚が見えますね。
因みに・・・響はメインボトルで仕入れの数はススキノでトップクラスだとサントリーの営業の方に言われました。数えた事は無いけど結構な数ですよ。
鍛高譚って言うのは北海道産の“シソ焼酎”です。
突き当たりの左側には鏡台が設置してありますがスペース的に一台しか置けませんでした。
ホステスは複数出勤してますから全員一度には絶対に使用出来ません。
出勤してきた順番か年功(年齢?)序列に使っているみたいです。
突き当たり右がトイレです。
お客様の使用するトイレとは別にしてあるのですが、設置してあるのは顧客用と全く同じヤツで
今流行のスイッチでコントロールするタイプです。勿論、ウォッシュレット。
写真には写ってないのですが、カレンダーや連絡事項の張り紙がしてあります。
この時期ですから年末の営業に向けて「お歳暮に関する連絡事項」が張ってあります。
普段はフロアで女優みたいに振舞っているホステスも、この場所では“素”に戻ったりする事が多々あります。
ホステス同士の喧嘩もロッカーで起こり易いし、ある意味この場所が一番夜の世界らしいかも知れません。
お客様はこの場所に入る事は無いし、見てみたいって方がいらっしゃったので写真にて公開です。